こんにちは、当ブログ管理人のおおいし(@yasu80808080)です。
この記事では「効率のいい読書術」がテーマになります。
一冊読むのに時間がかかってあまり読めない…。効率よく読む方法を知りたい!
そんな疑問にお答えする記事です。
2019年の文化庁の調査で日本の16歳以上の約半数が1冊も本を読まないという調査結果が出ました。また3割の人が月に1~2冊。ということは習慣的に読書をすればもう上位2割です。
効率的な本の読み方を学び、日々の読書を習慣にすることで人生の幸福度は間違いなく上がります。さあ、シアワセな人生への一歩を踏み出しましょう。
Contents
1.年間100冊以上読書する人の効率のいい読み方
僕は7年くらい年間100冊以上読んでいます。そのあいだ読書の方法、読み方のコツを常に勉強しながら実践してきました。
ジャンルにもよりますが、だいたい1冊1~2時間で読めます。(小説は読み込むので時間かけますが)。
たくさん本を読むことで有名なメンタリストのDaiGoさんは一日20冊以上読むそうです。最適な本の読み方を学べば読書の効率は劇的に上がります。
①その本で何を学ぶかを明確にする
まず、本を読む前にその本から何を学ぶのかを明確にしましょう。なぜその本を手に取ったのかを考えてください。例えば…
- モチベーションを高めたい
- 異性にモテたい
- お金の稼ぎ方を学びたい
こうやって目的を明確にすることでしっかり読み込むページを減らせます。人間は忘れる生き物です。どうせ一冊しっかり読んでも全部は覚えていられません。
だったら「この本でこれを学ぶ」という目的を達成させることに集中して読んでみましょう。
②目次はしっかり目を通す
目次をしっかり読む理由は主に2つ。
- 学びたいことがどの辺りに書かれているのか確認する
- 知っている知識、読み飛ばせそうなところを確認する
この2つを確認することで、熟読する項目と流し読み、読み飛ばす項目を絞ります。
慣れてくるとこれだけで読書時間が半分以下になります。
③速読に挑戦
熟読する項目と流し読む項目を決めたら速読に挑戦です。
ただし、速読といってもすべての文字を読む必要はありません。パッと読んだだけで内容を理解してしまう人もいますがあれは特殊能力です笑
ここでの速読はバンバン読み飛ばしていく方法です。
ポイントは見出し、太字、まとめだけを目で追うこと。そこで気になる言葉や表現が出てきたときだけその周りも読みます。
特に目次の段階で読み飛ばすと決めていた場所は高速でいっちゃってください。そこは1ページに5秒かけません。こうやって熟読すると決めた項目以外はどんどん読み進めていきます。
熟読する項目はしっかりメモを取りながら読み込みましょうね。
④著者のコアメッセージを見逃さない
本には著者が伝えたいコアメッセージがあります。ここは押さえておきたいところです。
コアメッセージは章の始めかまとめのどちらかに書かれていることが多いです。
- 章の始めに結論から書かれていたらその結論に注目
- 章の最後にまとめとして囲いがあったり箇条書きになっているところがあれば注目
この2つは速読しながらでも見逃さないようにしましょう。
メモ
- その本で何を学ぶか明確にしよう
- 目次にはしっかり目を通そう
- 速読に挑戦しよう
- 著者のコアメッセージは見逃さないようにしよう
読み方のコツはイメージできましたか?
2.「読書すること」自体を目的にしない
読書は本を読むだけではなく、行動に変化を起こしてこそ意味があります。ただ読むだけでは意味がありません。
読むこと自体を目的としてしまうとせっかくの読書の時間がムダになってしまいます。ムダな読書にならないためには、
- 今までのどういった行動に変化を起こすのかアクションプランを立てる
- 読んで学んだことを誰かに伝える
この2つは必ずやりましょう。
①目的と手段を間違えない
本を読むという行為はあくまで目的を実現するための手段です。
先程の例でいえば、
- モチベーションを高めたい
- 異性にモテたい
- お金の稼ぎ方を学びたい
こういった目的があって本を読んだはずです。しかし、意識しないと本を読むこと自体が目的となってしまい読んで満足してしまいます。
手段が目的になってしまうことはよくあることです。目的を意識することを忘れないでください。
②違うなと思ったら読むのをやめる
僕が途中でも読むのをやめるのは、
- 今学びたいこととズレてる
- 難しすぎて理解できない
- シンプルにつまらない
これを感じたとき。
・今学びたいこととズレてる
細マッチョになりたくて筋トレ本を読み始めたらガチガチのマッチョを目指すための本だった、みたいに少しだけ学びたいことと本の内容がズレることがあります。
最初は少しズレていても何か学びはあるだろうと思って読んでしまうんですが、目的がズレているとたいした学びはありません。スパっと読むのをやめて次の本へいきましょう。
・難しすぎて理解できない
心理学を学びたくて心理学の本を読み始めたら専門用語が多すぎて全然理解できない、みたいに基本的な知識が足りなかったりして理解できないことがあります。
自分のレベルにあった本が必ずあります。その本はまたいつか読みましょう。
・シンプルにつまらない
それは著者との相性もあるので本が悪いわけではないこともありますがつまらないと感じたら読むのをやめましょう。
例え良いことが書いてあってもつまらないと感じる本は心に響かないので行動を変えるチカラになりません。
読むこと自体が目的となっているともったいないしとりあえず読んでおこうと思ってしまいますが、せっかく買ったのにもったいないと思うことはありません。意味のない読書でムダな時間を使う方がよっぽどもったいないです。
メモ
- 読むこと自体を目的としない
- 行動に変化を起こしてこそ意味がある
- 本当の目的を意識する
- 違うなと思ったら読むのをやめる
3.1000冊の読書でわかったこと
1000冊読んだからなんだって話ですが1000冊読んだからわかったこともあります。
- 全部しっかり読んでも忘れちゃう
- コアメッセージは本全体の1割以下、残りの9割はコアメッセージのための装飾
- 表現は違えどコアメッセージは結構かぶってる
- 行動に起こさなきゃマジでムダ
①全部しっかり読んでも忘れちゃう
これは本を読むうえで重要なマインドです。僕も最初のころは全部をきっちり読んでいました。でも、大事なところ以外は結局すぐに忘れてしまいます。どうせ忘れるなら読み飛ばすくらいの気持ちで大事なメッセージだけを拾っていけば半分以下の時間で読めます。
多くの本のコアメッセージだけを拾っていくのが効率よく人生に生かす読み方です。
②コアメッセージは本全体の1割以下、残りの9割はコアメッセージのための装飾
本をしっかり読み込んでみればわかりますが、一冊の本の9割は著者の言いたいことを強調するためのデータだったり信頼感を増すためのエピソードです。本当に伝えたいことは1割以下の中に書かれています。>ここをしっかり見つけ出し読み込むようにしましょう。
③表現は違えどコアメッセージは結構かぶってる
例えば成功者の本を10冊読んでみると、それぞれがそれぞれの表現でコアメッセージを伝えてきますが、その本質は同じだったりします。
これはたくさんの本を読むことで気づけたことですが、そうやってひとつの真実を見つけられるのも読書の面白さです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんがたくさん本を読むことで腑に落ちる瞬間があるので、まずはひたすら読んでみてください。
④行動に起こさなきゃマジでムダ
読書は本当にたくさんのことを教えてくれますが、結局行動におこさなければ何の意味もありません。本を読んでアクションプランを立てて行動に移す。これが最強の本の読み方です。
4.まとめ
いかがでしたか。読書の効率をあげる読み方はわかりましたか。
まだ何となくのイメージしか掴めていなくても大丈夫。読書を続けていくことで少しずつ理解できてきます。
読書の効率をあげ、たくさん本と出逢い、人生をより良いものに変えていく行動を続けていってください。
読書によってあなたの人生の幸福度があがることを願っています。