こんにちは、飲食店経営者兼ブロガーのおおいし(@yasu80808080)です。
この記事では集客に悩まない飲食店経営の考え方がテーマです。
この記事は、
・集客の方法がわからない…
・どうやったらお客サマが来るお店になるんだろう…
そんな悩みを抱えている飲食店経営者さんのための記事です。
ちなみにこの記事は集客するためのノウハウを伝える記事ではありません。集客するために大切な考え方を伝える記事です。
考え方を理解せずに小手先のテクニックやノウハウでお客サマを集めても一時的な集客にしか繋がりません。永続的な繁盛のためには考え方が必須です。
考え方は土台です。その土台の上にテクニックやノウハウがあります。土台が脆弱ならすぐ崩れていってしまいますよね。
まずは強固な土台を築きましょう!そのためにこの記事を読んでいただけたらウレシイです。ノウハウやテクニックはその後に存分に使ってくださいね。
☑ 本記事の内容
- 「集める」お店より「集まる」お店
- それぞれのメリットデメリット
- まとめ
Contents
1.飲食店の集客は「集める」お店ではなく「集まる」お店
結論から言ってしまうと、集客に悩んでいるお店はお客サマを集めることに必死で、悩まないお店はお客サマが集まる店つくりをしています。
お客サマを集めるお店とお客サマが集まるお店。似てるようですが考え方は全然違います。
僕は最初に独立したときお客サマを集めようと必死でした。でも潰れちゃいました。そして、お客サマが集まるお店という考え方を意識することで次に出店した小さな居酒屋を繁盛させることができました。
「集まる」お店と「集める」お店について解説していきます。
「集める」と「集まる」の違い
「飲食店 集客」で調べればどうやってお客サマを集めるかを解説したサイトが山ほど出てきます。そしてそれらのサイトには決まって以下のようなことが書いてあります。
- グルメサイトに力を入れる
- 看板の視認性をよくする
- 来店動機になるお得商品を作る
- 来店動機になる販促をする
- 店頭に工夫をする
- メディアに取り上げられる
- 広告を打つ
猫も杓子も似たようなことしか書いていません。確かにこれらも大切ですが、来てもらうことばかりに力を入れて来てくれたお客サマに満足してもらえなければむしろ逆効果になってしまいます。
本当に大切なことって来てくれたお客サマに幸せな気持ちになって帰っていただくことです。
- お客サマを集める→どうやってお客サマに来てもらうかを考えている
- お客サマが集まる→どんな気持ちでお客サマに帰ってもらうかを考えている
集まるお店をつくるためには
お客サマの立場になって考えてみてください。
いつもどうやってお客サマに来てもらおうか考えているお店と、来たお客サマにどうやって喜んでもらおうか考えているお店。
来てもらうことに費用や労力をかけているお店と、お客サマの喜びのために費用や労力をかけているお店。
どちらのお店に行ってみたいですか。
お客サマの喜びのためにガンバッてるお店に行きたいですよね。
お客サマの喜びのためにはまず目の前のお客サマと全力で向き合うことです。
今、お客サマが何を求めているのか、何をしてもらったらウレシイのか。常にそれを考えることが大切です。
取り皿の交換やドリンクのおかわり、おしぼりの交換、温かいお茶…。
この辺は基本的なことですが、もっと気づきの幅を広げていくと気づくことはたくさんあります。
まず第一歩として、目の前のお客サマの喜びのためにできることを探してみましょう。
メリットデメリット
「集める」方法にも「集まる」方法にもメリットとデメリットがあります。
集めるお店
メリット
・即効性がある
デメリット
・費用がかかることが多い
・一時的な集客にしかつながらない
・安売りなどで利益が減りやすい
集まるお店
メリット
・ファンがつき継続的な集客につながる
・安売りをしなくてもお客サマが集まる
・費用がかからない
・自分がイヤなことはしなくていい
・好きなお客サマが集まる
デメリット
・時間がかかる
お客サマが集まるお店をつくるのは時間がかかります。実際にやってみるとわかりますが少しずつ少しずつ常連サマができていきます。
でも一度できてしまえば外的要因に左右されない強いお店が出来上がります。
この土台をしっかり気づいた上で適度にお客サマを集めるための行動をして、来てくれたお客サマがリピーターになっていく流れができればもう怖いものはありません。
2.まとめ
この記事では集客に悩まないための考え方を書きました。
メモ
お客サマに来ていただくことより、来てくれたお客サマを幸せな気持ちにさせることに力を入れよう。
これをやり続けることが集客に悩まないための第一歩です。