副業 飲食店経営

小さな飲食店のオーナーが副業するべき5つの理由

こんにちは、飲食店経営者兼ブロガーのおおいし(@yasu80808080)です。
この記事では飲食店オーナーの副業がテーマです。
この記事は、

・お店の売上だけでこの先やっていけるか不安…
・経営に専念すべきか副業をやるべきか…
・飲食店のオーナー向きの副業ってなんだろう…

そんな悩みを抱えている飲食店オーナーさんのための記事です。

僕は飲食店を経営しながら副業に取り組んでいます。まだ安定して収入があるわけではないですが少しずつカタチになってきて収入も増えています。

そんな僕が全く稼げずに右往左往してた頃から徐々に収入に結びつくようになった実体験も踏まえて飲食店オーナーの副業について書いていきます。

結論から言えば、小さな飲食店のオーナーこそ副業すべきです。
この記事を読めばその理由がわかります。また副業の選び方も解説していきますのでそちらも参考にしてください。

本記事の内容

  • 飲食店の経営はキビシイ現実
  • 小さな飲食店のオーナーが副業すべき理由
  • 副業を選ぶときの注意点

Contents

  1. 飲食店の経営は中々に無理ゲー
    1. 外的要因に左右されやすい
    2. 儲かるビジネスの条件とは?
    3. それでも飲食業が好き
  2. 小さな飲食店のオーナーが副業すべき理由
    1. 外的要因に左右されにくい
    2. 知識集約型ビジネスと相性がいい
    3. 選択肢の幅が広がる
    4. 楽しくお店を経営できる
    5. 本業にも好影響
  3. 小さな飲食店オーナーの副業の選び方
    1. 知識集約型にしよう
    2. 自分の成長に繋がる分野で
    3. 赤字の補填を目的にしない

1.飲食店の経営は中々に無理ゲー

飲食店の新規開業は2年で50%、3年で70%が廃業するというデータがあります。この数字だけ見ても簡単でないことがわかると思います。

僕も10年以上前ですが開業した居酒屋を2年持たずに廃業してしまった経験があります。飲食店の開業がムズカシイのには理由があります。

外的要因に左右されやすい

すべてを外的要因のせいにするのは間違ってると思いますが、飲食店はとにかく外的要因に左右されます。

隣に競合店ができれば売り上げが激減することもありますし、雨が続くだけで客足が遠のいたりします。コロナウイルスの蔓延では大打撃を受けていますし、狂牛病や異物混入事件などが報じられれば影響を受けます。

自分自身の努力ではどうしようもないことで影響を受けやすいのが飲食業です。

ピンチを逆にチャンスと捉えられる強い経営者さんもいますがそういう人は少数派でしょう。努力してダメージを軽減するのが精一杯。飲食業はそんな世界です。

儲かるビジネスの条件とは?

ホリエモンこと堀江貴文さんの本では儲かるビジネスの原則が紹介されていました。それが以下の4つ。

  • 小資本で始められる
  • 在庫が少ない
  • 利益率が高い
  • 定期的な収入が見込める

でも飲食業って

  • 開業にお金がかかる
  • 常に在庫リスクを抱えてる
  • 利益率は低い
  • 収入はそのとき次第で不安定

例外はありますが基本的にはこんな商売です。何一つ満たしていません(笑)これもまた飲食業。

それでも飲食業が好き

上記のように飲食業は中々にたいへんです。「儲けたい」という思いだけなら他の業種で独立することをオススメします。

それでも僕は飲食業が大好きで飲食業をベースにしていきたいと思っています。きっと同じ想いの方もいますよね。

そんな方こそ自分のお店をベースにしながら他でも収入源をつくり、もっと楽しく飲食店経営してほしい。飲食業を諦めてほしくない。だからこそ副業なんです。

次の章ではなぜ副業するべきなのかを深堀りしていきます。

2.小さな飲食店のオーナーが副業すべき理由

①外的要因に左右されにくい

もちろん選ぶ副業によりますが、僕が推奨するのは外的要因に左右されなにくい副業です。例えば、SNSでファンを増やして自分の持ってるスキルや経験を販売することもできます。

僕の知ってるところでは、ブログやYouTubeで稼いでいるオーナーさんもいますし、料理教室を定期的に開催しているシェフの方、経営を教えている方、筆文字で味のあるメニューの書き方を教えている方、動画作成を教えている方などがいます。ここだけの話、本業より利益を出している人ばかりです。

コロナ禍で店舗の売り上げが減少する中でこういった副業をされているオーナーさんは焦りません。外的要因に左右されない環境をつくりあげているからです。

②知識集約型ビジネスと相性がいい

飲食業は労働集約型です。収入が自分の労働力に依存します。副業では労働集約型ではなく知識集約型を選択できます。

上で紹介したブログやYouTube、料理や経営などの講師業は知識集約型と言えます。(労働集約の一面もありますが)

知識集約型であればいそがしい本業の合間に積み上げていくことができます。きちんとした収入になるまでに時間がかかることが多いですが一度積み上げてしまえば、あとは少ない労力で収益を生み出すことができます。

③選択肢の幅が広がる

知識集約型の副業で収益を生み始めれば、お店で身体にムチ打って無理にがんばってまで売り上げを取りに行く必要がなくなります。

土曜日に友人の結婚式でお店を休みにしてもいいし、子どもの誕生日にお店を休みにしたっていいんです。選択肢の幅が広がります。

④楽しくお店を経営できる

お店の売り上げにそこまでこだわる必要がなくなれば、心に余裕ができます。イヤなお客さんに頭を下げて来てもらわなくてもいいんです。

利益のために売りたくないものを売ったり、やりたくないことをやる必要もなくなります。
気の合うお客さんと楽しくお店を営業できるようになります。

⑤本業にも好影響

料理を教えるにはより料理に詳しくなる必要がありますし、経営を教えるならより経営に詳しくなくてはいけません。僕もこのブログを書くのにたくさんの本を読んで勉強しています。その知識を本業の経営に活かすことができます。

メニューのブラッシュアップをしたり経営のテクニックを覚えたり、副業が本業にも好影響を与えてくれます。

3.小さな飲食店オーナーの副業の選び方

最後に少しだけ副業を選ぶときの注意点を挙げていきます。

①知識集約型にしよう

知識集約型の副業を選択するのは絶対条件です。空いてる時間でアルバイトするような副業はNGです。未来に繋がりませんし、疲れて本業に悪影響が出てしまったら本末転倒です。

時間の切り売りはやめて知識や経験をお金に変えることを意識しましょう。

②自分の成長に繋がる分野で

例えば、FXやせどりなどの副業に取り組んだとして、飲食店オーナーである自分の成長に繋がるでしょうか。

チャートと睨めっこしたりせどりのことばかり考えてお店のことを疎かにしてしまっては意味がありません。それならお店をやめて本格的に取り組めばいいと思います。

その副業は自分自身の成長に繋がるのかを意識しましょう。

③赤字の補填を目的にしない

お店の経営が赤字続きで副業の収入で補填し始めるとお店の経営自体があなたの成長につながらなくなります。何か原因があって赤字になっているはずで、そこを改善する経験もスバラシイ経験となって自分に返ってきます。

副業に頼り始めるとお客さんが喜ぶいいお店をつくる意識も弱くなっていきます。飲食が副業ならいいですが飲食が本業なら本業でもしっかり利益を出せるようにしましょう。

利益が出てないなら本業に集中すべき?

副業を推進すると、「本業に集中すべきだ」「お客様に失礼だ」というような意見を受けることもあります。その考えはそれで尊重しますが空いてる時間で副業することで余裕が生まれ、今まで以上にお客様に還元できるようになります。そうなればお客様も自分自身もシアワセですよね。僕はそういった経営を目指して欲しいなと思っています。

まとめ

  1. 飲食業で稼ぐのはたいへん
  2. 小さな飲食店オーナーは副業しよう
  3. 副業の選び方には注意

この記事では小さな飲食店オーナーこそ副業すべきということをまとめました。
あなたの経営がより楽しくより幸せいっぱいの経営になることを願っています。飲食業の未来のためにガンバリマショウ!

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