飲食店経営

【脱サラして飲食店経営】飲食店オーナーの収入【居酒屋編】

こんにちは、飲食店経営者兼ブロガーのおおいし(@yasu80808080)です。
この記事では「居酒屋経営の収入」がテーマになります。

僕はアルバイト期間も含めれば20年飲食業界に携わり、居酒屋の経営も経験しました。
そんな僕が、

・居酒屋を経営してみたいけど経営者の年収って実際どれくらいなの?
・開業するならどんなお店がいいの?
・居酒屋で収入を増やすにはどうしたらいい?

こんな疑問にお答えしながら、
どれくらいの売上でどれくらいの年収が取れるのかイメージできるように解説していきます。

*まだ飲食店の経営についてほとんど知らない人向けにスタートラインに立ってもらうことが目的の記事です。ある程度知識がある人にとっては当たり前のことしか書いてないのでご了承ください。

これから居酒屋を経営したい人にとって必見の記事になります。
自分が経営したいお店をイメージしながらじっくり読んでくださいね。

Contents

  1. 居酒屋の経営者の収入はどれくらい?年収を計算
    1. 居酒屋経営の平均年収は約600万円!
    2. ケース①1店舗の小さな居酒屋の経営者の年収
    3. ケース②1店舗の大きなフランチャイズ店の経営者の年収
  2. 脱サラして飲食店を経営するなら小さなお店がおすすめ
    1. 居酒屋を開業するならまずは小さなお店にするべし
    2. リスクを最小限に
  3. 居酒屋の経営者がやるべき収入を増やす方法
    1. ①お店の利益を上げる
    2. ②お店の売上以外のところで収入を得る
  4. まとめ

1.居酒屋の経営者の収入はどれくらい?年収を計算

一言に居酒屋の経営者といっても様々な形があります。
小さなお店もあれば大きなお店もあるし、現場に出る経営者もいれば人に任せる経営者もいます。

ここでは平均値といくつかのモデルケースを見ていきましょう。

居酒屋経営の平均年収は約600万円!

経済の専門誌の調べでは2018年の居酒屋経営者の平均年収は約600万円だそうです。これは一般家庭の平均世帯年収を上回ってます。
ムズカシイと言われる飲食店経営も意外と儲かってる人が多いようです。これは居酒屋経営を目指す人にとっては明るいデータですね。

ただ、これはあくまで平均値です。1店舗の経営者もいれば、複数店舗を経営してる人もいるでしょう。複数店舗の経営者では年収1,500万円を超えている人も珍しくありません。その分平均に届かない人もたくさんいるということです。

ここから2つのお店の経営者の収入を計算してみましょう。
*アルバイトの給料、水光熱、その他販売管理費は僕の経験上でざっくり計算してます。わかりやすく家賃は坪1万円、原価30%で合わせてます。

この記事ではある程度のイメージができることを目的としています。利益の計算方法についてはこちらで詳しく解説しています↓

【悲報】どんぶり勘定のお店はつぶれます【飲食店の利益計算を解説】

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ケース①1店舗の小さな居酒屋の経営者の年収

Aさん
うちのお店は、
広さ10坪、席数15席、家賃10万円、原価30%、客単価3,500円、営業日数25日(平日17日・週末8日)
だいたいこんな感じのお店なんだ。

Aさんのお店は平日に10人、週末は30人のお客さんが来るそうです。
Aさんは現場に毎日出てアルバイトと共にお店を切り盛りしています。このお店の月の売上は143.5万円、このケースではお店の月の利益はだいたい50万円ほどになります

この50万円がAさんの月の収入です。年収600万、平均ですね。もしAさんが現場に出ず店長を30万の月給で雇っていたらAさんの月収は20万円ということになります。
もちろん借金してお店を始めていればこの中から返済に充てなければなりません

ケース②1店舗の大きなフランチャイズ店の経営者の年収

Bさん
僕のお店は、
広さ50坪、席数100席、家賃50万円、原価30%、客単価3,000円、年中無休(平日22日・週末8日)
こんな感じだよ。

Bさんのお店は平日に30人、週末に100人のお客さんが来るそうです。
Bさんはお店には出ず現場は店長と2人の社員に任せています。このお店の月の売上は438万円、このケースではお店の月の利益は70万円ほどになります。Bさんは現場に出ず月70万円の収入が得られるわけですね。(わかりやすくするためロイヤリティなど考慮してません)

この70万円がBさんの月収です。年収1,000万円にも迫る高給取りですね。
かなりざっくりした説明でしたが何となくのイメージができればひとまず大丈夫です。

この2つお店の数字を見て、どんな感想を持ったでしょうか?
この程度でこんなに儲かるなら楽勝だなって思ったかもしれません。AさんもBさんも平均もしくはそれ以上の収入を得ています。実際にこれだけのお客さんが入ればこれくらいの収入は得られます。

しかしこのモデルケースは繁盛店といって差し支えないお店の数字です。繁盛店ですから当然儲かってます。また、無借金での経営が前提となっているので注意してください。店が大きければそれだけ開業資金がかかるので、返済も大きな額になります。実際にはここまでお客さんが入らなかったり、借り入れが大きすぎて赤字になってしまうお店もたくさんあるのが現実です。

2.脱サラして飲食店を経営するなら小さなお店がおすすめ

2つのモデルケースで居酒屋の収入についてざっくり解説してきました。
ここからは僕の経験も踏まえて、これから経営するならどんな居酒屋がいいのかを書いていきます。

居酒屋は参入障壁が低いことが魅力です。誰でも開業できます。
一流の料理人のように何か飛びぬけたスキルがあればそれを活かした店づくりになりますが、ここではそういったスキルが無い人向けに提案をします。

居酒屋を開業するならまずは小さなお店にするべし

上の2つのモデルケースでは大きいお店のほうが収入が高くなっていました。ではなぜ小さなお店を進めるのか。

①社員を雇わなくてもできる

小さいお店なら、自分が現場に立てば数人のアルバイトがいればお店が営業できます。社員はどんな状況でも決まった金額を支給しなければいけませんがアルバイトは実働した分だけの支給です。
もちろん片腕として社員を雇ってもいいですが、それだけ人件費がかかるので、その分売上を上げていかなければなりません。
大きなお店では社員が3人、4人と必要になりリスクが高くなります。

②初期投資を抑えられる

上の2つのケースは僕の経験したお店なんですが、実際Aさんのお店では初期投資が600万円、Bさんのお店では3,500万円かかりました。月々の返済はそれぞれ10万<と40万。収入として残るお金は小さなお店のほうが多いです。
初期投資を抑えることで月々の返済を減らして経営を安定させることができます。

③ランニングコストを低くできる

社員の人件費や月々の返済にも通じてますが、お店が大きいとランニングコストも大きくなります。自然災害や病気、エアコンや厨房機器のトラブルなどで営業できなくなったときのリスクが大きすぎます。運転資金がなければあっという間に廃業ということにもなりかねません。

④とにかく管理しやすい

食材にしても人件費や水光熱費、その他にかかるお金、アルバイトとのコミュニケーション…。全てにおいて小さなお店の方が管理しやすいです。
大きなお店はどうしても目が行き届かなくなる部分が出てきます。小さなほころびからお店が経営できなくなることもあるのです。

リスクを最小限に

お店を経営する際にはリスクを最小限にする必要があります。もちろんお店の経営自体がリスクのあることですし、リスクを負わなければ成功もありません。不要なリスクは避けようということです。
これは廃業を経験した僕の体験談として、これから居酒屋を経営する人たちに必ず知っておいてもらいたいことです。

3.居酒屋の経営者がやるべき収入を増やす方法

居酒屋の経営者が収入を増やす方法は、

①お店の利益を上げる
②お店の売上以外のところで収入を得る

当たり前ですがこのどちらかになります。

①お店の利益を上げる

お店の利益を上げる方法は売上を増やすか経費を削減するのどちらかです。

売上を増やす

・新規のお客さんの数を増やす
・お客さんのリピート率を上げる
・客単価を上げる

経費を削減する

・原価を下げる
・人件費を下げる
・固定費を下げる

経費を削減することに関してもこちらの記事に掘り下げて書いてあります。

【悲報】どんぶり勘定のお店はつぶれます【飲食店の利益計算を解説】

続きを見る

売上を増やすということについてはいろいろ調べてみてください。経営していく上で重要なテーマなのでたくさん本やブログなどを読むことをお勧めします。

②お店の売上以外のところで収入を得る

収入を増やすもう一つの方法として、売上以外で収入を得るという方法があります。
売上以外のいわゆる副業収入を得るとお店の経営に余裕ができます。僕はこの副業収入を得ることを経営者の方におすすめしているので少し触れていきます。
僕が考える「やるべきでない副業」と「副業で気をつけること」を挙げてみます。

やるべきでない副業

・FXや株取引
・せどりや転売
・他のお店でアルバイト
FXや株取引

お店の経営でリスクを負っているのに副業収入のためにリスクを負うのはやめましょう。よっぽど知識と自信があれば別ですが、本業に注力する時間と労力も奪われてしまっては本末転倒です。お店を人に任せてしっかり勉強して取り組むならいいと思います。

せどりや転売

何が高く売れるかばかりを考えるなら一円でもお店の売上をあげることを考えた方が効率がいいです。自分とお店の成長に繋がらない副業をしたいならお店をやめてやった方がマシです。こちらもFXや株取引と同じで専門で取り組むならやってもいいと思います。

他のお店でアルバイト

技術を学ぶとかお金以外の目的があるならありですが、お金のために自分のお店の開店前や閉店後にアルバイトして疲れていたらお店に悪影響です。金額もたいして稼げません。

副業で気を付けること

・自分の成長、お店の成長に繋がるのか
・今稼ぐことより未来に目を向けて積立型になっているか
・お店の赤字を補填するための副業ではなく、自由な時間や選択肢を増やすための副業か

お店の売上以外の収入源をつくるときはこれらを意識してください。

例えば、

  • YouTubeで料理の動画を投稿して、ファンが増えたら料理教室をやる(オンラインでもできる)
  • 自分の経験談をこれから経験する人たちのために文章にして、まとめたものをnoteで販売する

等ならお店の経営にも活かされるはずです。

僕の知り合いは筆文字でのおすすめ書き方講座をやっていて年間で100万円以上の収入になっていました。副業にかける実働は月に2日ほどで原価もかからない収入です。

ポイント

  • 収入になることより、自分の成長や誰かの役に立つことを優先。
  • 時間がかかるビジネスの型だけど、お店の経営と同時に取り組んでいけば必ず実になる。
  • 逆に、自分の成長に繋がらなかったりただ目の前のお金を得るためだけの副業ならやらない方がいい。それならお店の経営に全力投球で取り組むこと。

この収入を増やすというテーマは詳しく掘り下げた記事を書いて完成次第リンクを貼ります。(ここだけでものすごい量になってしまうので)
あくまでこの記事ではイメージを掴むことを意識してくださいね。

4.まとめ

ポイント

  • 居酒屋経営者の平均年収は600万円
  • 経営するなら最初は小さなお店
  • お店の売上以外の収入源を持つ
  • 成長に繋がらない副業はしない

居酒屋の経営は簡単ではないです。だからこそ安易に手を出して失敗してほしくないです。
このサイトでは飲食店の経営に関することを網羅的に記事にしていきます。楽しい経営者ライフをおくるためのお役に立てれば嬉しいです。
あなたの成功を心から応援しています。

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